S20エンジン オーバーホール(スカイライン2000GT-R)

 ■ 1973年式(S48年)

 ■ 伝説の名エンジン・S20のオーバーホールをご紹介!



ケンメリGT-R、エンジンオーバーホール!蘇るS20

ケンメリGT-Rの心臓であるS20エンジン。
レース用エンジンをベースに開発されたこのDOHC直列6気筒エンジンは、
1973年、排ガス規制によって製造終了となるまでに数々の功績を残しました。
今回はこの幻のエンジンを徹底オーバーホール!
エンジンの潜在能力を最大限発揮させるべく、作業を行って参ります。

ケンメリGT-R本体から、降ろしたS20エンジン。今回はここから
オーバーホールの過程をご紹介して参ります!


■ 配管・配線を外し、エンジンを降ろした
エンジンルーム
■ 長年の使用歴が見える
ピストン・コンロット。
今回は新品に交換します

■ ヘッド内部。
バルブガイド・シートリングの
製作交換等の作業を行う予定
■ ブロック上面

■ ヘッド下面 ■ ブロック上面のひずみを
ストレートエッジでチェックします

■ 後から当てた光が漏れているので、
歪んでいることがわかります
■ クランクのひずみを点検。
問題はありませんでした

■ 新品のピストン・コンロット
0.5mmオーバーサイズの物を使用
■ ひずみの無かったクランク・腰下は
洗浄し、再組付け

■ ブロックは、上面5/100mm研磨・
各面バリ取り・オーバーサイズ用に
ボーリング・ホーニングを施工
■ オイルポンプを組付け。
ドライブチェーン及び周辺は洗浄済
■ カバー・塗装済みプーリ―・
オーバーホール済みの
ウォーターポンプ等を装着
■ ピストン・フロントカバー等を
組付けました

■ 反対側 ■ ヘッドは下面面研をし、
シートカット・バルブ研磨を
行いました
 
■ ヘッドを組付けた状態 ■ カムシャフト・ドライブチェーンを
組付け



■ ヘッドカバーを装着。
チヂミ塗装を施してあります
■ 当車輌は42.7パイのタコ足を装着。
特注のステンレス製です!

■ いよいよ、車両に搭載…! ■ 補機類を組付け。
配管・配線を行っていきます


そして完成!その姿がこちらです…!
■ 新車同様に甦ったS20エンジン!


こうして希少エンジンが再び当時の力を取り戻しました!
完全に調整が完了するのは、慣らし走行を経てとなりますが、
じっくり時間をかけて完成させるのもビンテージカーの醍醐味です。
台数の少ないケンメリGT-Rの再生に立ち会えたことを嬉しく思います!