トヨタ2000GT 前期型

 ■ 1967年製(S42年)

 ■ フルレストアのため御預かりしたトヨタ2000GT。その過程をご紹介!



時は動き出す…トヨタ2000GT徹底レストアの記録

今回レストアのご依頼を頂いたトヨタ2000GT。
10年以上、不動の状態で弊社に入庫!
内外装・機関系、全てをフルレストアして参ります!
弊社の経験と技、すべてをもってこの車輌が経た時間を遡ります。
この車の辿る旅路に、是非ご一緒ください。



■ 入庫時の車輌。外装に剥がれやヒビがあり、全体的に光沢がない状態です。

■ エンジンは掛かりません。 ■ ボディライン自体も長い時間で
変化してしまっています。

■ 室内。フロアパネルには
錆の気配が有ります。
■ インパネ。木目に沿って
ヒビが入っています。

■ ダッシュボード。中央にヒビ。 ■ シートは座部に破れ。
弾力も失っています。

■ エンジンルーム ■ 熱を受けるマフラーは
錆の温床に。

■ 右ドア。錆で穴が
開いています。
■ サイドシルは全体が錆…。
課題の一つになりそうです。


■ 車体をリフトアップして、状態をチェック。オイルの漏れている箇所が多数。


■ 穴が開き、オイルが漏れています。 ■ アームのジョイント部からも
オイル漏れ。 


■ 作業を開始します!まずはボディの鈑金。内装・エンジン・補機を外します。


■ 電装類も含め、エンジンルームを
空にします。
■ インパネ・シート・絨毯・内張も
外しました。 

■ リアゲート。分解すると
穴や錆が散見されます。
■ リアゲート右。錆びて
穴が開いています。

■ サービスリット下。穴が開き、
向こう側が見えてしまいます。
■ フロントガラスに欠けを
発見しました。



■ 分解完了後は、ボディの剥離に移ります。


■ リアの剥離が完了! ■ リア下部、無数の穴が
開いています。 


■ 右フェンダー下部も穴が
散見されます。
■ 剥離前の左ドア。
下部は全て錆びています。



■ 剥離済の部分は錆びやすいので、サフェーサーを掛け、フロントの剥離へ!


■ 剥離剤は一切使用しません。
電動サンダーとヤスリで剥離。
■ フロントピラーの付け根にサビ穴。
雨のダメージを受けやすい部分です。 

■ 右フロントピラー下部。
錆で大きな穴が!
■ 剥離部にサフェサーを掛けつつ、
どんどん剥離します!

■ ボディ上部は比較的、
傷が浅いようです。
■ 続いて、ボディ下も剥離。
左側。全体が錆を受けています。 

■ 剥離しつつ、サビを排除。
この状態では強度は期待できません。
■ 右側の剥離に移ります。
全体が錆び、腐りも散見。

■ 剥離をするとやはり、
大きな穴が開いてしまいました。
■ 一通り、外装の剥離が完了。
課題は多そうです… 


■ 剥離した部分が錆びないよう、サフェーサーを掛けておきます。

■ 一見綺麗に見えますが、
まだまだ錆が眠っています。
■ ここからいよいよ
鈑金の作業へ!

■ 左のサイトシル。外すと
錆の温床になっていました。
■ サイドシル内のサポート部を分解。
今までご苦労様でした。

■ 外したサポート部を元に、
新しく作り直していきます。
■ こちらも同様に製作。
職人の手作業です!

■ ボディの錆部分は大きく、
切断!新たな鉄板を用意します。
■ 切断した部分に鉄板を溶接。

■ 新製作したサポート部を
取り付けていきます。
■ こちらも同様に取付け。 


■ そして、サイドシル内部が見事に再生!製作したサポート部もぴたりと合っています。


■ 左側フロア剥離。全体に
錆が広がっています。
■ 右側フロアも剥離。

■ 右フロントタイヤハウス。
下部は欠け、20cm程の穴が。
■ 穴の部分は切除し、
鉄板を溶接します。 

■ 錆により、再使用不可となった
サイドシルは鉄板で新たに製作!
■ 左サイドシルが綺麗に復元!
サイズにズレも有りません!

■ 左ロッカーパネルアウタから
サービスリット下部にかけてを製作!
■ 錆が酷く、かつ強度が必要な
ピラー下部。新たに製作! 

■ ご覧の通り、溶接! ■ サービスリット内の
ヒンジ取付部も製作!

■ 錆の多いフロントフェンダー
下部を鉄板で製作。
■ 溶接が完了しました! 

■ サービスボックスフロア。
溝も手作業で忠実に再現!
■ 溶接が完了!

■ フロントピラーの付け根は
穴だけでなく、広い錆が…!
■ 剥離をし、穴の部分は
溶接しました。 

■ 左ドア剥離後。
下部には大きなダメージ。
■ 穴が多く、それ以外の部分も
首の皮一枚繋がっている状態。

■ 大きく切断し、
新たに作り直すことに!
■ 切断部を鉄板で製作! 


■ そして、溶接。見事、ドアの下部が再生しました!



■ ここでエンジンの作業をご紹介。トヨタ2000GT専用・3Mエンジンの
シリンダーブロックです。サビが目立ちますので、研磨・洗浄を要します。


■ エンジン補機類も、汚れを落とし、
オーバーホールして行きます!
■ ピストン・コンロッドには
カーボンが多く付着。 


■ 面研・ボーリング・洗浄・塗装が完了しました!


■ こちらはボディ右側のバッテリー台。
腐りとサビで朽ちている状態です
■ 下地となる底部を
新たに製作します


■ ステーを製作。
オリジナルを忠実に再現します!
■ 底部にステーを溶接し、
バッテリー台が再生しました!

■ タイヤハウスもサビの魔の手が… ■ 錆びている部分を大幅に切断し、
新たに作り直しました

■ ボンネットフードを剥離。
手作業で隅々まで行います
■ 表側も表側も剥離が完了。
目立ったサビは有りません



■ 板金・整形を終え、ボディ全体をサフェーサーにて仕上げました!
パテで膨れていた分が削げ、本来のボディラインを取り戻しました



■ サフェーサーを定着させた後、
塗装を行っていきます
■ 室内は純正通り、黒の塗装で
仕上げています



まだまだ作業を続けていきます!
完成まで目が離せません…!
今後の仕上がりに、こうご期待!